ドクタージャーナルVol.16
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6DoctorsJournal若年認知症の最大の課題は、診断の難しさもありますが、医師も含めて社会であまりにも理解されていないことです。20年以上も前から若年認知症に取り組んできた宮永和夫氏は、若年認知症の人には医療と共に生活の支援が求められていると訴える。18歳から64歳までに発症する若年認知症の発病年齢は平均で約51歳といわれる。老年期認知症と違い、失職などによる経済的な困難や治療・介護期間の長期化による介護者の疲弊、社会の差別や誤解など、若年認知症特有の困難が伴う。若年認知症医療の先駆的第一人者である宮永和夫氏に、若年認知症の医療と課題について問題提起をしていただいた。南魚沼市ゆきぐに大和病院院長・南魚沼医療福祉センター長南魚沼市病院事業管理者 宮永 和夫 氏

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