ドクタージャーナルVol.16
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 ご存知のように、インターネットで何かを調べたいときに、ほとんどの人がヤフーやグーグルで対象に該当するキーワードを入力して検索しています。これはスマートフォンでも同じです。リスティング広告とは、検索サイトのヤフーやグーグルで検索されたキーワードに合わせて、広告主の広告を表示する手法です。(広告文も一緒に表示されます)例えば「新宿 小児科 」と検索した場合、その検索結果画面に、リスティング広告を実施している新宿のA小児科クリニックの広告が表示できるというものです。この場合、まさに新宿で小児科を探している人にピンポイントでアプローチできるので、新宿のA小児科クリニックとっては非常に魅力的な集患の手法と言えます。リスティング広告は「クリック課金」という方式で、検索結果画面に表示されるだけであれば、費用は発生しません。クリックされるたびに費用が発生する仕組みとなっています。つまり見ている人が、クリックして広告主のサイトに訪れて初めて費用が発生する事になります。 しかし重要なのは、サイトに訪れた人が実際にクリニックに来院してくれなければならないという事です。したがって、訪れた人をより多く来院につなげることができるホームページを持っているかどうかがカギになってきます。つまり、リスティング広告と集客力のあるホームページの両方が揃ってウェブマーケティングと言えるのです。インターネット時代の集患・増患患者さんが求めているのは、①知りたい情報が分かりやすく記載されているホームページ。診療内容だけでなく、ドクターの情報、クリニックの雰囲気、外来・予約に関する情報、アクセス、駐車場の有無・台数から、ドクターの人柄など多岐にわたっており、それらが分かりやすく記載されている必要があります。②ヤフーやグーグルでの検索結果で、上位に表示されいて見つけやすい。検索結果の1ページ目、特に上位3位くらいまでに表示されないと、クリックしてもらえる機会が減ってしまうというデータがあります。特に、「地域」と「診療科目」では上位に表示される必要があります。そのために行うのがリスティング広告です。③患者さんの口コミの評価が高い。「ウェブ集患・増患」を成功させるためには、患者さんにとって必要としている情報が分かりやすく掲載さ集患・増患のカギはウェブマーケティングによるクリニック広告にありますホームページを作っただけでは、患者さんは集まりません。『集患・増患に目的を定めたホームページ』と『リスティング広告』によるウェブマーケティングがネット時代の集患・増患のカギです。リスティング広告とはクリニックに来てくれなくては意味がありません

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